日頃お世話になっているChatGPT。今まで出てきたモデルを改めて確認してみた。
GPT‑3.5
・2020年7月リリース
・初期の無料版モデル
・自然な会話生成や基本的な質問応答に優れている
・テキストや数値データの処理に特化
GPT‑4 シリーズ
GPT‑4
・2023年3月リリース
・自然言語理解の精度が向上し、より一貫性のある回答が可能
・最大32,768トークンまでの長文処理が可能
・安全性や誤情報の低減対策も強化
GPT‑4.5
・2025年3月プレビュー版リリース
・教師なし学習で性能向上
・モデルサイズはOpenAI史上最大
GPT‑4.1
・2025年4月リリース
・API専用モデル
・最大100万トークン
GPT‑4o シリーズ
GPT‑4o
・2024年5月リリース
・マルチモーダル機能が強化され、画像や音声も同時に処理できる
・処理速度は前モデルの約2倍と非常に高速で、非英語圏の言語サポートも強化
・より正確で多様なタスクに対応
・2025年1月にタスク機能ベータ版追加
・2025年3月に画像生成機能追加
GPT‑4o mini
・2024年7月リリース
・低コストかつ高速な処理が可能
・API利用時のコストも大幅に削減され、約3~4%程度の料金で利用できる
・ただし一部機能は制限される
OpenAI o1 シリーズ
o1
・2024年9月にプレビュー版、2024年12月に正式版リリース
・従来のモデルとは異なり、「じっくり考える」能力を重視
・数学、物理、科学、プログラミングなどの高度な推論タスクで人間の博士レベルに近い性能を発揮
o1 mini
・2024年9月リリース
・o1に比べて低コストで推論タスクが実行できる
o1 pro mode
・2024年12月リリース
・高額有料版モデル(月額200ドル)
・o1に追加の計算資源を使ってさらに難解な問題に最適化されている
OpenAI o3 シリーズ
o3-mini
・2025年1月リリース
・より軽量かつ高速なモデルで、モバイルアプリやリソース制約のある環境での利用に適する
・o1-miniの後継としてさらに推論力が向上している
・2025年2月にDeep Research追加
o3-mini-high
・2025年1月リリース
・o3‑miniよりもさらに深い「思考プロセス」を経るように設計されている
・数学や科学、プログラミングなどのSTEM分野においてより正確性や詳細な解析結果を提供
o3
・2025年4月リリース
・GPT-5延期により急遽リリースされた
・最も強力な推論モデル
OpenAI o4 シリーズ
o4-mini
・2025年4月リリース
・GPT-5延期により急遽リリースされた
・高速・低コストで推論できるよう最適化されたモデル
o4-mini-high
・2025年4月リリース
・GPT-5延期により急遽リリースされた
・o4-miniの高性能版
まとめ
とにかく進化が凄まじいね。初期は嘘ついたり変なコード書いたりしてたのに、今じゃ信頼性上がって仕事上のパートナーと言っても過言じゃない。
ちなみに、初めてChatGPTに触れたのはBingAIでした(中身がGPT-4)。これは凄いと思い、2023年3月に有料プランに申し込み使い続けています。
今後の進化も楽しみです。