ChatGPT各バージョンの特徴まとめてみた(GPT-5.2まで)

日頃お世話になっているOpenAIのChatGPT。今まで出てきたモデルを改めて確認してみた。

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各モデル比較

わかりやすく表にしました。

モデル IQ マルチモーダル 推論 コンテキスト長 リリース
GPT‑3.5 64 4K 2022/12
GPT-4 81 32K 2023/03
GPT-4o 92 128K 2024/05
o1 122 200K 2024/12
o3 136 200K 2025/04
GPT-5 115 272K 2025/08

IQ(知能指数)はネットから引っ張ってきた参考値です。
マルチモーダルは画像・音声などを扱う機能です。
コンテキスト長は記憶容量です。

GPT‑3.5

・2022年12月~2024年7月
・初期の無料版モデル
・自然な会話生成や基本的な質問応答に優れている
・テキストや数値データの処理に特化

GPT‑4 シリーズ

GPT‑4
・2023年3月~2025年4月
・自然言語理解の精度が向上し、より一貫性のある回答が可能
・安全性や誤情報の低減対策も強化

GPT‑4.5 Preview
・2025年3月~2025年7月
・教師なし学習で性能向上
・モデルサイズはOpenAI史上最大

GPT‑4.1
・2025年4月リリース
・API専用モデル
・コンテキストウィンドウ100万トークン
・軽量版のminiとnanoも
・2025年5月web版追加

GPT‑4o シリーズ

GPT‑4o
・2024年5月リリース
・oはomni(全て・あらゆる)
・マルチモーダル機能が強化され、画像や音声も同時に処理できる
・処理速度は前モデルの約2倍と非常に高速で、非英語圏の言語サポートも強化
・より正確で多様な課題に対応
・2025年1月タスク機能ベータ版追加
・2025年3月画像生成機能追加
ChatGPT-4oの画像生成で巫女さん描かせてみた

GPT‑4o mini
・2024年7月リリース
・低コストかつ高速な処理が可能
・API利用時のコストも大幅に削減され、約3~4%程度の料金で利用できる
・ただし一部機能は制限される

o1 シリーズ

o1
・プレビュー版2024年9月リリース
・正式版2024年12月~2025年4月
・従来のモデルとは異なり、「じっくり考える」能力を重視
・数学、物理、科学、プログラミングなどの高度な推論で人間の博士レベルに近い性能を発揮

o1 mini
・2024年9月~2025年4月
・o1に比べて低コストで推論が実行できる

o1 pro mode
・2024年12月~2025年8月
・高額会員専用モデル(月額200ドル)
・o1に追加の計算資源を使ってさらに難解な問題に最適化されている

o3 シリーズ

o3-mini
・2025年1月~2025年4月
・より軽量かつ高速なモデルで、モバイルアプリやリソース制約のある環境での利用に適する
・o1-miniの後継としてさらに推論力が向上している
・2025年2月Deep Research追加
OpenAIの「deep research」が優秀すぎて驚いた【新規事業アイデア】

o3-mini-high
・2025年1月~2025年4月
・o3‑miniよりもさらに深い思考プロセスを経るように設計されている
・数学や科学、プログラミングなどのSTEM分野においてより正確性や詳細な解析結果を提供

o3
・2025年4月リリース
・GPT-5延期により急遽リリースされた
・最も強力な推論モデル
・IQ136
・2025年4月タスク機能追加

o3-pro
・2025年6月リリース
・高額会員専用モデル(月額200ドル)

o4 シリーズ

o4-mini
・2025年4月リリース
・GPT-5延期により急遽リリースされた
・高速・低コストで推論できるよう最適化されたモデル
・2025年4月タスク機能追加

o4-mini-high
・2025年4月~2025年8月
・GPT-5延期により急遽リリースされた
・o4-miniの高性能版

GPT‑5 シリーズ

GPT‑5
・2025年8月~2026年2月
・高性能低コスト化
・モデルを1本化して推論レベル自動調整
・ハルシネーション8割減
・軽量版Instantと推論強化のThinking
OpenAI GPT-5登場!早速コーディングなどで使ってみた

GPT‑5 Pro
・2025年8月~2026年2月
・高額会員専用モデル(月額200ドル)

GPT‑5 Codex
・2025年9月リリース
・コーディング特化モデル

GPT‑5.1 シリーズ

GPT‑5.1
・2025年11月リリース
・Instantは人間らしい会話、Thinkingは人間らしい思考プロセス強化

GPT‑5.1 Pro
・2025年11月リリース
・高額会員専用モデル(月額200ドル)

GPT‑5.1 Codex
・2025年11月リリース
・コーディング特化モデル
・Maxはコンテキスト圧縮機能により最後までタスク実行可能

GPT‑5.2 シリーズ

GPT‑5.2
・2025年12月リリース
・長文理解力などが大幅向上
・価格はGPT‑5.1の1.4倍
・Gemini3Pro対抗で早期リリース

GPT‑5.2 Pro
・2025年12月リリース
・高額会員専用モデル(月額200ドル)

まとめ

とにかく進化が凄まじいね。初期は嘘ついたり変なコード書いたりしてたのに、今じゃ信頼性上がって仕事上のパートナーと言っても過言じゃない。

ちなみに、初めてChatGPTに触れたのはBingAIでした(中身がGPT-4)。これは凄いと思い、2023年3月に有料プランに申し込み使い続けています。

今後の進化も楽しみです。

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