日頃お世話になっているChatGPT。今まで出てきたモデルを改めて確認してみた。
目次
GPT‑3.5
・2020年リリース
・初期の無料版モデル
・自然な会話生成や基本的な質問応答に優れている
・テキストや数値データの処理に特化しており、シンプルなタスクに十分対応可能
・学習データは2020年~2021年までの情報が中心
GPT‑4
・2023年3月リリース
・有料版モデル(ChatGPT Plus、月額20ドル)
・自然言語理解の精度が向上し、より一貫性のある回答が可能
・最大32,768トークンまでの長文処理が可能で、より複雑な会話やドキュメントの要約にも対応
・安全性や誤情報の低減対策も強化
・(GPT-4 Turboといったバージョン違いがあったけど省略)
GPT‑4o シリーズ
GPT‑4o
・2024年5月リリース
・マルチモーダル機能が強化され、画像や音声も同時に処理できる
・処理速度は前モデルの約2倍と非常に高速で、非英語圏の言語サポートも強化
・より正確で多様なタスクに対応
GPT‑4o mini
・2024年7月リリース
・無料版モデル
・低コストかつ高速な処理が可能
・API利用時のコストも大幅に削減され、約3~4%程度の料金で利用できる
・ただし、ブラウジングや画像生成、Advanced Data Analysis(高度なデータ解析)など一部機能は制限される
OpenAI o1 シリーズ
o1
・2024年9月にプレビュー版、2024年12月に正式版リリース
・従来のモデルとは異なり、「じっくり考える」能力を重視
・数学、物理、科学、プログラミングなどの高度な推論タスクで人間の博士レベルに近い性能を発揮
o1 mini
・2024年9月リリース
・o1に比べて低コストで推論タスクが実行できる
o1 pro mode
・2024年12月リリース
・高額有料版モデル(ChatGPT Pro、月額200ドル)
・o1に追加の計算資源を使ってさらに難解な問題に最適化されている
OpenAI o3-mini シリーズ
o3-mini
・2025年1月リリース
・より軽量かつ高速なモデルで、モバイルアプリやリソース制約のある環境での利用に適する
・o1-miniの後継としてさらに推論力が向上している
o3-mini-high
・2025年1月リリース
・o3‑miniよりもさらに深い「思考プロセス」を経るように設計されている
・数学や科学、プログラミングなどのSTEM分野においてより正確性や詳細な解析結果を提供
まとめ
とにかく進化が凄まじいね。初期は嘘ついたり変なコード書いたりしてたのに、今じゃ信頼性上がって仕事上のパートナーと言っても過言じゃない。
ちなみに、初めてChatGPTに触れたのはBingAIでした(中身がGPT-4)。これは凄いと思い、2023年3月に有料プランに申し込み使い続けています。
今後の進化も楽しみです。