「技術系」カテゴリーアーカイブ

Googleマップが上下反転してしまう場合の対処法

googlemaprolling1週間くらい前にGoogleマップがバージョンアップしました。

https://www.google.co.jp/maps/

その時からなぜか上下が反転して表示されるようになりました。画像を見ての通り、物凄く見づらい……

ちなみにデスクトップPCのFirefoxだけこの現象が起きます。ChromeやノートPCでは普通に表示される。

アドオンを無効化したり色々試してみましたが、ようやく原因わかりました。

解決方法

firefox-optionグラフィックドライバが古かったりすると上下反転するようです。ただ、うちのドライバは最新だけど反転してます。

その場合はハードウェアアクセラレーション機能を無効化すると良いです。やり方はFirefoxのオプション画面を開いて、

オプション > 詳細 > 一般 > ハードウェアアクセラレーション機能を使用する

のチェックを外せばOKです。あとは再起動すれば反転しなくなります。

これで解決ですが、個人的にはマップとストリートビューが上下に分かれてた古いバージョンのが良かったな……

ポケット百科 Googleサービス 知りたいことがズバッとわかる本

Kindle新色ホワイト購入!オーナーライブラリも利用してみた

kindle-whiteKindle Wi-Fi、ホワイト、キャンペーン情報つきモデルを購入しました。新色のホワイトは今日が発売日です!

今までKindleの本はスマホやタブレットで読んでたので、端末無くても困らなかったんですが、ちょうど新色が出たのと、プライム会員は3,000円引きで買えるとの事だったので購入しました。

定価6,980円が3,980円ですよ。安いね。

使用感

e-inkの端末を触るのは初めてです。目が疲れにくいらしいね。ただページ切り替え時に画面がチカチカするのがちょっと気になった。そういうものみたいだけど。画面切り替えが遅いのも仕方ないね。そのお陰でバッテリーが数週間も保つんだから。

購入時に既にアカウントが登録されてるので、Wi-Fiに繋いだら即利用できるのが良い。ただiOS版などとはインターフェイスがかなり違うので、ちょっと戸惑うな。

液晶は6インチなので手持ちのスマホ5.5インチより大きいけれど、解像度が800×600(167ppi)とスマホの1/3くらいしか無いので、コミックなんかはちょっとザラついて見えるな。

重さ191gなので、カバンに突っ込んでおいても全然重くなさそうだ。純正のカバーを一緒に買おうかと思ったけど、カバー付けると重さが1.5倍になってしまうのと、値段が3,000円前後するので止めた。4,000円の端末に3,000円のカバーとか……

解像度が高くてフロントライト付きのPaperwhiteにしようかと迷ったけど、使った限りでは無印で特に問題無さそうです。

あとうち黒い物ばかりだから、白いのは新鮮だw

Kindleオーナーライブラリー

manga-suntzuわざわざ端末を買ったのには理由があります。それはオーナーライブラリーを利用するためです! これはプライム会員で端末を持っていれば、特定の本を月に1冊無料で読めるというシステムです。

せっかくプライム入会してるのに、利用できないのは勿体ないなあと思ってたんですよね。

今回、端末が約4,000円で買えたので、1,000円の本を4冊読めば元が取れます。その後はずーっと無料で読めるわけで、利用しない手はないね。

今月分として選んだ本はまんがで身につく 孫子の兵法です。感想としては、おにぎりばかり食べてると太りそうだなあと思いました。

戦艦「武蔵」の中継見た!これは貴重な映像

150310-Image50ポール・アレン、本日朝10時より戦艦武蔵を生中継なう! #MusashiLive
http://www.gizmodo.jp/2015/03/1310_1.html

第2次世界大戦中に沈んだ戦艦武蔵が71年ぶりに発見されました。発見者はポール・アレン。マイクロソフトの共同創業者です。個人資産で8年かけて武蔵を探し出したとか、海外の資産家はスケールがでかいね。

ニコニコ生放送の同時通訳で見てたけど、映像が綺麗でびっくりした。フィリピンの水深1000mの映像をリアルタイムで見れるとか、素晴らしいね。

解説してるクルーがやけに詳しくて感心した。当たり前だけど、ちゃんと調べてるんだね。

艦首からはじまり、主砲らしきものや、艦橋、スクリュー、カタパルトなど、なかなか見応えがありました。図面に無い構造物が新たに見つかったり、途中で映像や音声が途切れてしまったりと、中継ならではのライブ感が楽しかったです。

最後にクルー全員で黙祷したのには感激です。2時間半という長い中継でしたが、見て良かったです。

musashi
1/350 艦船シリーズ No.31 日本海軍 戦艦 武蔵

スマホSH-01Gに機種変した!これで捗る

sh-01gSH-10Dから同じシャープの系統、SH-01Gに機種変しました。

スマホって高いので、最初は安い型落ち品にしようと思ってたのですが、10日ほど前にこの機種の月々サポートの割引額が増えたんですよ。

端末価格86,832円で実質負担額38,880円だったのが、さっきの増額に10年割引などを付けて実質負担額が約15,000円にまで下がりました。

最新機種なので、ここまで安くなれば十分だね。

初期設定

ドコモオンラインショップで買ったので、設定は全部自分でやります。電話帳とメールはmicroSDにバックアップ、モバイルSuicaとEdyのデータはサーバに退避させます。

あとはSH-01Gを起動してそれらのデータを取り込めば完了。

しかし、nanoUIMカードを挿したのに通話もネットも出来ない。何度か再起動したり挿し直したりと試行錯誤……実は開通手続きは電話かけて行う必要があるのでした。これは知らなかった。まあ説明書読んでなかっただけなんだけどね(汗)

色々試してみた

液晶が4.5インチから5.5インチになったのですが、やはり大きいね。情報量は増えるけど、片手操作が大変そうだ。と思ったけど、ワンハンドアシストの画面縮小モードなんて機能があるんだね。これは便利。

Android OSは4.1から4.4に変わったけど、Nova Launcher使ってるから、見た目はそれほど変わらず。

ただやはり性能が上がってるだけあって、同じアプリを使ってもサクサク度が違うね。特に異様に重かったdocomoのメールソフトが、普通に使えるレベルになった。

ようやくdマガジンが使えるようになった。古いのは未対応だったんだよね。でも雑誌を見るのにはさすがに画面小さい気も。

Evernoteまたプレミアムが1年間無料になった。まあ文字しか扱わないから、そんなに必要ないけど。

そういえばカケホーダイにプラン変更されたのか。あんまり電話しないからなぁ……

そんな感じで

まだ全然いじり足りないけど、一通りアプリも入れたし、問題なく使えそうです。

最近iPadばかり使っていたけど、これでスマホ使う機会も増えるかな。

Gitでバージョン管理(さくらのVPS設定6)

チーム開発ではもちろん、1人でシステム開発する時にもバージョン管理は必須ですね。ツールはGitを使います。

GitはGitHubとかBacklogとか既存のサービスで使えるのがあるけど、せっかくなので自前で構築します。

Gitインストール

CentOS6.5にはGit1.7.1という古いバージョンが入っています。リポジトリにも古いのしか無いので、自分でコンパイルします。

まずは既存バージョンをアンインストール。

# yum remove git

必要なパッケージを先にインストール。

# yum install zlib-devel perl-devel gettext

Gitをダウンロードしてコンパイル。現在の最新バージョンは1.9.0です。

# wget http://git-core.googlecode.com/files/git-1.9.0.tar.gz
# tar zxvf git-1.9.0.tar.gz
# cd git-1.9.0
# ./configure
# make
# make install

正常にインストールできてるか確認します。

# git --version
git version 1.9.0

Gitoliteインストール

Gitoliteはユーザやリポジトリを管理をしてくれる便利ツールです。

まずはGitolite用のユーザを作成します。

# useradd gitolite

そしたらgitoliteユーザでログインして、鍵用のディレクトリを作成しておきます。

# su gitolite
(gitolite)$ cd ~
(gitolite)$ mkdir .ssh -m 0700
(gitolite)$ exit

rootでユーザ管理するために、rootの鍵を作成してgitoliteのディレクトリにコピーします。

# mkdir ~/.ssh -m 0700
# ssh-keygen -t rsa (選択肢は全部エンターでOK)
# cp ~/.ssh/id_rsa.pub /home/gitolite/root.pub
# chmod 666 /home/gitolite/root.pub

GitoliteをGitHubから取得してインストールします。

# su gitolite
(gitolite)$ mkdir ~/tmp
(gitolite)$ cd ~/tmp
(gitolite)$ git clone git://github.com/sitaramc/gitolite
(gitolite)$ mkdir -p ~/bin
(gitolite)$ gitolite/install -to ~/bin

rootの鍵をgitoliteに設定します。

(gitolite)$ cd ~
(gitolite)$ ./bin/gitolite setup -pk root.pub

不要なファイルを削除します。

(gitolite)$ rm -f ~/root.pub
(gitolite)$ rm -rf ~/tmp
(gitolite)$ exit

ローカルに出来たgitolite-adminというリポジトリでユーザとかの管理が出来るようになります。

# cd ~
# git clone gitolite@localhost:gitolite-admin

上記のコマンドでちゃんとcloneできたら設定完了です。

ユーザ追加

gitolite-adminリポジトリにアクセスしたいユーザの公開鍵を追加します。この鍵は自分のPCで作成したものです。作成方法は省略。

# cd ~/gitolite-admin
# vi keydir/kuro.pub

kuro.pubにユーザkuroの公開鍵を追加しました。ファイル内では末尾に改行が入ってるとうまくいきません。気付かず苦労した……

変更を反映させます。

# git add keydir
# git commit -m 'add users'
# git push

これでkuroの秘密鍵を持つユーザがGitにアクセスできるようになります。

リポジトリ作成

ユーザと同じくgitolite-adminでリポジトリを追加します。

# cd ~/gitolite-admin
# vi conf/gitolite.conf

gitolite.confには例えば以下のように記述します。

repo unity
    RW+     =   kuro

変更を反映させます。

# git add conf
# git commit -m 'add projects'
# git push

これでkuroだけがアクセスできるunityリポジトリが作成されました。

アクセスする

ユーザとリポジトリの設定が完了したので、以下のコマンドでアクセス出来るようになりました。

git clone ssh://gitolite@(サーバのIPアドレス)/unity

失敗する場合はsshの設定なども確認してみてください。

dマガジン契約してiPad Airで読んでみたよ

d-magazine20日からはじまったドコモのdマガジンを契約しました。

My docomoからdocomo IDでログインし、dマガジンの申し込みをすれば使えるようになります。アプリはApp Storeにあります。俺はドコモのスマホを持っているので、料金は月々の携帯代と合算で請求かな。

うちのスマホ未対応だった

自分のスマホSH-10Dはdマガジンに対応していませんでした。これより古いSH-09Dは対応しているのに何故……まあそのうち機種変するけどさ。なのでiPad Air(Wi-Fiモデル)で読んでます。

機能は今後に期待

評判通り、雑誌を選択するカタログページが使いづらい上に、動きが気持ち悪いね(汗)

雑誌を選ぶとダウンロードでちょっと待たされますが、開いた後はスワイプ操作でサクサクページがめくれます。あーでもたまにもたつくかな。数十分使っていて、1回ハングアップした。まだ不安定か。

他のアプリと同様に、iPadを縦にすれば1ページ、横にすれば見開き2ページになります。9.7インチRetinaだと見開きでも文字が読めるね。見開きでめくっていって、詳しく見たい箇所は拡大して読むって感じかな。

雑誌多いなー

約80冊も読めるって凄いね。ただ雑誌によって読めるページ数が違うみたい。

昔買っていた週刊ファミ通(450円)や週刊アスキー(400円)は、ほぼ全てのページが読めます。dマガジンが400円(税別)だから、これらだけでも元が取れます。ただこの手のカタログ的な情報は、今はネットでも手に入っちゃうんだよね……

日経マネーの特集「億万長者さん17人に直撃」は読みふけっちゃったよ。みんなアベノミクスで儲かったんだなぁ。

他にも何誌か読んでみたけど、雑誌が多すぎて迷う。カタログページが使いづらいせいでもあるけどね。あと雑誌更新のタイミングっていつなんだろう。週アスは即日更新だけど、マネーはまだ古いし。

まとめ

1冊でも定期購読してる人にとっては得ですね。俺はそういうの無いから、気になった記事を読んでいく感じになるかな。ただ何度も書いてる通り使いづらいから、そのうち読まなくなっちゃう可能性も……

まあ月単位の契約だし、しばらくは契約してみます。スマホ機種変すれば、使える場面が増えるしね。

Twitbinでツイートが見れなくなったのが直った(Firefoxアドオン)

TwitbinFirefoxのサイドバーでTwitterのタイムラインを見ることが出来るアドオンのTwitbinを使っています。

最初は普通に使えていたのですが、日が経つごとに見れるツイートの数が減っていくんですよ。特にリストは最新の1件のみか、全く見れない状態に。設定パネルにはその辺の項目は無く、再インストールしても設定は保持したままの状態。

仕方ないのでYoonoに移行してみたのですが、こっちもそのうち動かなくなった。なのでTwitbinを何とかすることにしました。

SQLite Managerアドオンで内部データを見たりとかあれこれ試していたけど、ふと見たらtwitbinDB.sqliteというファイルがあるじゃないですか。

Windows7での場所は

C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\(英数字の羅列).default\twitbinDB.sqlite

アンインストールしてもこのファイルは消えていなかったんですよ。なので削除してから再インストールしたら……正常に動きました!

こんな単純な事だったとは。数ヶ月くらい我慢して使ってたのに(汗) この方法は他のアドオンがおかしくなった時にも使えるかもね。

メールサーバ(さくらのVPS設定5)

メールサーバはPostfixとDovecotを使います。メールアドレスは複数ドメインで、アカウントはLinuxユーザのを使用、送信はSMTP認証です。

さくらのVPSは2週間のお試し期間中はメールが使えません。2週間経ってなくてもいける! と思ったら本契約ボタンを押して下さい。1時間位で使えるようになるそうです。

Postfix(送信)

Postfixはインストール済みで既に稼働もしていたので、設定だけします。

# vi /etc/postfix/main.cf

以下のように修正
myhostname = www????.sakura.ne.jp
mydomain = www????.sakura.ne.jp
myorigin = $mydomain
inet_interfaces = all
#inet_interfaces = localhost
inet_protocols = ipv4
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain
home_mailbox = Maildir/
smtpd_banner = $myhostname ESMTP unknown

以下を追加(スパム対策)
disable_vrfy_command = yes
smtpd_helo_required = yes

以下を追加(バーチャルドメイン用)
virtual_alias_maps = hash:/etc/postfix/virtual

以下を追加(SMTP-Auth用)
smtpd_sasl_auth_enable = yes
smtpd_sasl_type = cyrus
smtpd_sasl_path = smtpd
smtpd_sasl_local_domain = $myhostname
smtpd_recipient_restrictions = permit_mynetworks,permit_sasl_authenticated,reject_unauth_destination

以下を追加(メールへの添付可能サイズを無制限にする)
message_size_limit = 0
mailbox_size_limit = 0

メール送信時にサブミッションポート(587)を使用します。

# vi /etc/postfix/master.cf

以下の行のコメントアウトを外す
submission inet n       -       n       -       -       smtpd
-o smtpd_sasl_auth_enable=yes
-o smtpd_client_restrictions=permit_sasl_authenticated,reject
-o milter_macro_daemon_name=ORIGINATING

設定をリロードします。

# service postfix reload

ネット上ではリロードだけで済むって書いてあったけど、maillog見たら再起動しろって警告が出てたので結局再起動。メール送れなくて悩んだよ……

# service postfix restart

Saslauthd(SASL認証)

SMTP認証のためにSaslauthdを使用します。アプリと認証処理を分離してくれるものらしい。

# vi /etc/sysconfig/saslauthd

Linuxユーザのパスワード(/etc/shadow)を使う
MECH=shadow

起動します。

# service saslauthd start
# chkconfig saslauthd on

Dovecot(受信)

Dovecotをインストールします。

# yum install dovecot

設定していきます。

# vi /etc/dovecot/conf.d/10-mail.conf

以下の行のコメントアウトを外す
mail_location = maildir:~/Maildir
# vi /etc/dovecot/dovecot.conf

以下の行のコメントアウトを外す
protocols = imap pop3 lmtp
listen = *, ::
# vi /etc/dovecot/conf.d/10-auth.conf

パスワードを平文にする
disable_plaintext_auth = no
# vi /etc/dovecot/conf.d/10-ssl.conf

SSL接続しない
ssl = no

Dovecotを起動します。

# service dovecot start
# chkconfig dovecot on

メールアドレス作成

useradd時にメールボックス用のディレクトリを自動で作成されるようにします。

# mkdir -p /etc/skel/Maildir/{new,cur,tmp}
# chmod -R 700 /etc/skel/Maildir/

メールアカウント用のユーザをシェルログイン不可で作成します。

useradd -s /sbin/nologin hoge-info
passwd hoge-info

useraddしたらメールボックスはこのように作成されました。

/home/hoge-info/Maildir/new/
/home/hoge-info/Maildir/cur/
/home/hoge-info/Maildir/tmp/

メールアドレスとその振り分け処理を作成します。ドメインごとにanythingの行を入れないとメールが使用できません。入れ忘れて無駄に回り道した……

# vi /etc/postfix/virtual

hoge.com         anything
info@hoge.com    hoge-info
web@hoge.com     hoge-web

振り分けを反映させます。

# postmap /etc/postfix/virtual

これでメールの送受信が出来るようになりました。

ぐぐるとアカウントをMySQLで管理する方法があったりとか、色んな設定があるようで、目的の情報がなかなか見つからず苦労しました。

暗号化とかしてないので、セキュリティ的にはちょっと弱いかもしれませんが、とりあえずこれで。

MySQLとPHP(さくらのVPS設定4)

MySQL

標準のリポジトリだとバージョン5.1なので、RemiからMySQL 5.5をインストールします。MariaDBは……まだいいや。

# yum --enablerepo=remi install mysql-server mysql-devel

設定ファイルで文字コードをutf-8に変更します。

# vi /etc/my.cnf

以下末尾に追加
character-set-server=utf8

[mysqldump]
default-character-set=bynary

[client]
default-character-set=utf8

データベースを初期化して起動。

# mysql_install_db
# service mysqld start
# chkconfig mysqld on

rootのパスワード設定。最初はEnter、次はパスワード入力、その後は全部Yキーでいけた。

# mysql_secure_installation

設定完了。MySQLが使えるようになりました。

# mysql -u root -p

PHP

標準のリポジトリだとバージョン5.3なので、RemiからPHP 5.4をインストールします。5.3ってあと2ヶ月でサポート終了だしね。

# yum --enablerepo=remi install php php-devel php-mysql php-gd php-pear php-mbstring

設定ファイルいじります。

# vi /etc/php.ini

session.use_trans_sid = 1
display_errors = On
error_reporting  =  E_ALL & ~E_NOTICE
mbstring.language = Japanese
upload_max_filesize = 10M
short_open_tag = On
date.timezone = "Asia/Tokyo"

PHPからsshを使いたいので(WordPressとかで)インストール。

# yum --enablerepo=remi install libssh2-devel
# pecl install ssh2-0.12

設定ファイルを作成してsshモジュールを追加する。

# vi /etc/php.d/ssh2.ini

extension=ssh2.so

Apache再起動で反映。

# service httpd restart

phpMyAdmin

MySQLをコマンドラインで操作するのメンドイのでphpMyAdminインストール。

# yum --enablerepo=remi install phpmyadmin

アクセス制限を付ける。ここでは.jpのみアクセス可。

# vi /etc/httpd/conf.d/phpMyAdmin.conf

<Directory /usr/share/phpMyAdmin/>
の中の
Allow from 127.0.0.1
の下に以下を追加
Allow from .jp

リンクファイルを作成してネット上から見えるようにする。

# ln -s /usr/share/phpMyAdmin /var/www/html/phpmyadmin

Apache再起動で反映。

# service httpd restart

これで以下からアクセスできるようになります。
http://www????.sakura.ne.jp/phpmyadmin/

以前はコマンドラインからちまちまとMySQLをいじってたけど、某ゲーム会社で仕事した時にphpMyAdminが使われていて、なんだ使っても良かったんだ、と納得して以来使ってます。

まあゲームはデータ量が膨大だし、GUIないと技術者以外触れないしね。勿論セキュリティ対策は色々してあった。

webサーバ(さくらのVPS設定3)

Apache 2.2をインストールします。今回はやらないけど、webサーバの世界では最近nginxが伸びてるみたいだね。

# yum install httpd

起動と自動起動。ただし一通りの設定が完了してから。

# service httpd start
# chkconfig httpd on

起動中に設定変更したら再起動が必要です。

# service httpd restart

ドメイン管理ユーザ

ドメインごとに管理するユーザを分けます。普通にユーザを作成すると自分のホームディレクトリより上の階層に行けてしまうので、chrootを使って行けないようにします。

グループ作成。

# groupadd sftpgroup

グループに所属するユーザにchrootを適用します。

# vi /etc/ssh/sshd_config

サブシステム変更
#Subsystem       sftp    /usr/libexec/openssh/sftp-server
Subsystem       sftp    internal-sftp

グループと行ける範囲を末尾に追加
Match group sftpgroup
  ChrootDirectory ~
  ForceCommand internal-sftp

sshdを再起動します。SSHの設定が変わるので、ミスってたらサーバに接続できなくなります。要チェック!

# service sshd restart

あとはユーザを作成していけば /home/hoge/ がルートディレクトリになります。

ユーザ作成
# useradd -g sftpgroup hoge
# passwd hoge

ホームディレクトリの所有者をrootにする
# chown root:root /home/hoge
# chmod 755 /home/hoge

ディレクトリ作成とパーミッション変更
# mkdir /home/hoge/public_html
# chmod 777 /home/hoge/public_html

バーチャルホスト

1台のサーバで複数のドメインを運用したいので、バーチャルホストの設定をします。

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

この行のコメントアウトを外す
NameVirtualHost *:80

ホスト設定を追加(1)
<VirtualHost *:80>
    ServerAdmin webmaster@www????.sakura.ne.jp
    DocumentRoot /var/www/html
    ServerName www????.sakura.ne.jp
    ErrorLog logs/error_log
    CustomLog logs/access_log common
</VirtualHost>

ホスト設定を追加(2)~(ドメインの数だけ追加する)
<VirtualHost *:80>
    ServerAdmin webmaster@hoge.com
    DocumentRoot /home/hoge/public_html
    ServerName hoge.com
    ServerAlias www.hoge.com
    ErrorLog logs/hoge.com-error_log
    CustomLog logs/hoge.com-access_log common
</VirtualHost>

ちなみに記述の通り、(1)にさくらから付与されたサブドメインを置いて、(2)以降に自前のドメイン群を置くようにしています。

別にさくらのサブドメイン使う必要は無いんだけど、IPアドレスや未設定のドメインでアクセスされた時に一番上のVirtualHostが参照されるので、念のため設置してます。別々のドメインで同じサイトが表示されるとSEO的にもまずいし。

公開前にサイトを確認する

DNSを向ける前にサイトを確認したいので、ユーザーディレクトリの設定をします。ユーザー名がhogeの場合、こんなチルダ付のURLで見れるようになります。
http://www????.sakura.ne.jp/~hoge/

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

#UserDir disabled
UserDir public_html

以下のコメントアウトを外してOptionsの中身を見直す
<Directory /home/*/public_html>
    AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit
    Options MultiViews SymLinksIfOwnerMatch
    <Limit GET POST OPTIONS>
        Order allow,deny
        Allow from all
    </Limit>
    <LimitExcept GET POST OPTIONS>
        Order deny,allow
        Deny from all
    </LimitExcept>
</Directory>

SSL

OpenSSLは既に入っているので、mod_sslをインストールします。

# yum install mod_ssl

SSLを使用するドメインを追加します。

# vi /etc/httpd/conf.d/ssl.conf

以下を追加
<VirtualHost *:443>
    SSLEngine on
    SSLProtocol all -SSLv2
    SSLCipherSuite ALL:!ADH:!EXPORT:!SSLv2:RC4+RSA:+HIGH:+MEDIUM:+LOW
    SSLInsecureRenegotiation on
    SSLCertificateFile /etc/pki/tls/certs/localhost.crt
    SSLCertificateKeyFile /etc/pki/tls/private/localhost.key
    ServerAdmin webmaster@hoge.com
    DocumentRoot /home/hoge/public_html
    ServerName hoge.com
    ServerAlias www.hoge.com
    ErrorLog logs/hoge.com-error_log
    CustomLog logs/hoge.com-access_log common
</VirtualHost>

SSLサーバ証明書(有料)が必要なんだけど、自分が使うだけなので無しで行きます。ブラウザが警告を出すけど無視してページ開けます。ほんとは良くないんだけどね。

gzipで圧縮

前に.htaccessでやっていた転送データをgzip圧縮する方法ですが、今回はこちらに書きます。これで転送量が減るね。

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

以下を追加
<Location />
    SetOutputFilter DEFLATE
    BrowserMatch ^Mozilla/4 gzip-only-text/html
    BrowserMatch ^Mozilla/4\.0[678] no-gzip
    BrowserMatch \bMSI[E] !no-gzip !gzip-only-text/html
    SetEnvIfNoCase Request_URI \.(?:gif|jpe?g|png)$ no-gzip dont-vary
    Header append Vary User-Agent env=!dont-vary
</Location>

htmlファイルアップロード

普通はftpでアップロードするんだけど、セキュリティとか設定の手間とか考えてsftpを使うことにしました。sshの認証を使うのでサーバ側の設定は必要ないし。

FileZillaなどで接続方法をsftpにして、ドメイン管理ユーザのIDパスワードで接続できます。

データは以下のディレクトリに上げていきます。

/home/hoge/public_html/

その他

必要に応じて。

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

ディフォルト文字コードの指定コメントアウト(文字化けする場合)
#AddDefaultCharset UTF-8

ログのIPをホスト名に変換(重くなるけど)
HostnameLookups On

しかしApacheの情報ぐぐると、平気で10年以上前のページが上位に出てきて凄いね。