ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めてSクリアしました。クリア時間は79時間です。
Xbox Game Pass for PC改め、PC Game Pass(3ヶ月100円)にてプレイしました。
ひとまずの感想
オリジナルの11がPS4版で、それに追加要素加えた11sがSwitch版。そして他のプラットフォームの11sはSwitch版を移植したものなので、グラフィックが劣化したと話題になりました。俺は11sのみのプレイだから気にならなかったけどね。
ドラクエのナンバリングは1~6までしかプレイしてなかったので、システムだいぶ変わったなあという印象です。でもBGMは過去作のアレンジが多いし、台詞回しなんかも踏襲してるしで、やはりドラクエだと安心しました。
ストーリーはちょっと悲しい系のお話が多かったな。好きな人の死を知り泡となった人魚。ホムラの里で人食い火竜を倒したらその人が火竜となってしまい、匿っていた母親。無念から化けて出た勇者の実父など。
それにしても長かった… 1周クリアするのに約80時間かかるゲームは初めてです。ゲーパスの期限もあるので、1日2時間プレイを1ヶ月半、毎日ドラクエにどっぷりと浸かってました。
ちなみにXboxの実績見るとクリア率は19.5%でした。思ったよりみんなクリアしてるね。俺は「まだ終わらないのか…」とくじけそうになったけど(汗)
それでも投げずにクリアできたので面白かったということです。
システム
3Dで色んな世界に行けるの良いよね。カメラ移動やバトルなどの速度調整できるし、ダッシュあるしいつでも馬が呼べるし、ストレス無くプレイできました。
かなり初期にルーラ覚えてMP0で使えるので、キメラのつばさが無用の長物だったなw
鍛冶システム必要か? と思ったけど、上手に作れると嬉しいし、ストーリーに絡んでたりもするのでアリだね。まあ素材足りなくて作れないのも多かったけど。
やはり声があると違うね。イベントとかの雰囲気出るし、戦闘中も回復呪文かけたら「ありがとう!」と返してきたりのやり取りが嬉しいし。ただ逆に主人公が無口なのに違和感。もっとやる気出せよw
色んなモンスターに乗れるの楽しい。空飛んだり、壁を破壊したりで行ける所増えるし。
中盤まではサクサク進めたけど、終盤いきなりザコ敵強くなるし、裏ボスに勝てないしで数時間ほどレベル上げしてました。もう面倒だから全員自動で戦わせてたよ。メタルキング・強が全然出ないし、出ても逃げられたりでつらかった。しかし16万EXというヤケクソみたいな経験値は魅力でした。
クエスト大量にあるけど、さすがに全部やるのは無理そう。れんけい技で倒せとか面倒だし…
ヨッチ村だけ2Dでちょっと懐かしい感じ。ただ2Dだと移動でよく壁に引っかかるし、敵が頻繁に出すぎるのでつらい。冒険の書の世界はそのうちクリアしたい。
ストーリー:命の大樹まで
16年前、ユグノア王国に勇者誕生。しかし魔物の大群によって王国滅亡。逃がす途中で川に落ちてしまった勇者はテオに拾われ、イシの村で育てられる。
16年後の現在。エマと共に成人の儀式を済ませた後、勇者はテオの遺言に従いデルカダール王に謁見。しかし勇者は災いを呼ぶ悪魔の子だとして投獄されてしまう。牢の中で盗賊カミュと出会い、一緒に脱獄する。
勇者を匿っていた罪でイシの村は焼き払われてしまう。村人全員死亡?! と結構ショックでした。勇者は指名手配され、将軍グレイグから逃げながら旅をします。
ホムラの里にて双賢の姉妹ベロニカとセーニャ合流。ベロニカは魔物に捕まり魔力を吸われるのに抵抗したせいで幼女化していた。貴重な合法ロリ枠で可愛いね。この双子の導きに従い命の大樹へ行くため、虹色の枝を探します。
サマディー王国でファーリス王子の影武者としてウマレースに出場した際、旅芸人シルビアと争う。まあ俺は負けちゃったけどねw その後、砂漠の殺し屋討伐などを通して、目的が同じということで同行することになる。
グロッタの町の仮面武闘会決勝で戦った相手が、勇者の実の祖父で元ユグノア国王ロウと、16年前勇者を逃がそうと頑張ったデルカダール王女マルティナでした。虹色の枝を奪われたりグレイグに襲撃されたりと一悶着あったけど合流。
仲間が揃い、各地でオーブを6個集め、いよいよ命の大樹へ。大樹の中心には勇者のつるぎが納められていた。それを手に取ろうとした瞬間、軍師ホメロスに襲撃されてしまう。遅れて現れたデルカダール王とグレイグ。
実はデルカダール王の意識は魔道士ウルノーガが乗っ取っていて、これまで色々画策していたとのこと。ホメロスはそれに従い、グレイグは騙されていた。
しかし大国を16年間も運営してきたとかウルノーガは有能だねえ。
勇者のつるぎを奪い、命の大樹の力を手に入れ、ウルノーガは魔王となりました。大樹崩壊により世界も崩壊、勇者たちは吹き飛ばされました。
ストーリー:世界異変後
魔王覚醒と世界崩壊に打ちひしがれたシルビアは、気落ちしつつもアリスと共に旅をする。そのうち人々を笑顔にするのが自分の使命だと思い出す。道中で助けた人達が仲間になり、世助けパレード結成! 各地をめぐります。
オネエキャラ苦手だけど、シルビアはカッコいいね。みんなオネエになって着いていくのもわかるわ。
マルティナはグロッタの町解放のために戦うも捕まりバニーガールに。カミュは牢から脱出するために、預言者の力を借り魔物の軍団を倒すも記憶喪失になる。
勇者は人魚の国、海底王国ムウレアに匿われていた。目覚めた後、魔物の襲撃により海底王国も滅亡してしまう。
勇者は最後の砦と呼ばれるようになったイシの村に行く。そこには亡くなったと思われていた村の住人たちがいた。実は処刑はやりすぎだと、グレイグによってこれまで牢に入れられていただけだったとのこと。良かった。
この最後の砦には正気を取り戻したデルカダール王やグレイグ達もいて、魔物に対抗していた。勇者も協力しデルカダール城を奪還。グレイグの謝罪を受け入れ旅に同行することになる。
仲間たちと合流していくけど、なかなかベロニカに会えないなと思っていたら、ベロニカは命の大樹崩壊の際に全員を逃すため力を使い果たし、そのまま亡くなっていた。
葬儀も行われ、その後生き返ることはありませんでした。悲しい…
ベロニカの持っていた天空のフルートを吹き、神の乗り物ケトスを呼ぶ。そして空にある神の民の里へ行き、先代勇者が自分たちで勇者のつるぎを鍛造したのだと知る。それに習い、新しい勇者のつるぎを作成。天空魔城へと向かいます。
天空魔城では魔軍司令となったホメロスと戦う。しかし魔軍司令っていうとダイの大冒険を思い出すねw
ホメロスを倒し、ラスボスである魔王ウルノーガも倒して世界は平和になりました。ウルノーガ思ったより弱かったな。なんかブサイクだったし。
ここまでで57時間かかりました。スタッフロールも流れたので一区切りです。
ストーリー:過ぎ去りし時を求めて
勇者たちはベロニカを生き返らせたい一心で時の神殿にたどり着き、過去をやり直そうとする。ただし過去に行けるのは勇者のみ。みんなに別れを告げ、1人過去に旅立ちます。
ようやくサブタイトルの「過ぎ去りし時を求めて」回収です。しかし過去改変するってことは、世界異変後にホムラの里の子供が活躍したことや、シルビアの世助けパレードなども無かったことになっちゃうんだよね… こういうの苦手。
命の大樹に着く少し前に戻ってきて、襲撃してきたホメロスを倒す。それを見たデルカダール王は勇者を城に迎え宴を開きます。しかしデルカダール王にはウルノーガがまだ乗り移っていて、勇者のつるぎを奪おうとします。それを黒い精霊が阻止し、勇者たちによってウルノーガは魔王になることなく倒されます。
今度こそ平和になったと思ったら、勇者の星が空から墜ちてきました。この勇者の星には邪神ニズゼルファの肉体が封印されていて、さっき勇者を助けた黒い精霊がその魂でした。
実は世界異変後の世界でも黒い精霊が勇者の星を墜とそうとしたけど、ウルノーガに阻止されてたんだよね。
黒い精霊はその記憶を持ったまま、勇者と同じくこの世界線にやってきていたのでした。今回は邪魔者のウルノーガもいないので邪神として完全復活! また勇者の旅が始まります。
しかし世界異変後の世界でやったことを、少し状況が変わったとはいえ、また同じことやるのたるいね…
かつて先代勇者ローシュはニズゼルファにトドメを刺す寸前で、ニズゼルファの魔力に魅せられた魔法使いウラノスに殺されていた。そしてウラノスはウルノーガになる。その際、彼の善の心が分かれて預言者となり、これまでカミュや勇者を助けていました。
ローシュのことが好きだった賢者セニカは、ローシュを死なせないため時の神殿に行くも、勇者じゃなかったので過去をやり直せず。その後は時の番人として過ごし、記憶を失っていく。
ニズゼルファを倒した勇者たちは、時の番人にセニカとしての記憶を思い出させ、勇者のチカラとつるぎを渡して、過去に送り出しました。また歴史が変わっちゃうなあ…
そういえば勇者たちユグノア王家はローシュの子孫だった気がするけど、ローシュは死ぬ前に子持ちだったの? だとするとセニカとの関係は…?
平和になった後、双賢の姉妹と共に勇者のつるぎを命の大樹に納めに行く。そこで命の大樹から聖竜が現れる。実は命の大樹はかつてニズゼルファに倒された聖竜で、その身体からこの世界ロトゼタシアが誕生したのだという。壮大だね。
勇者は聖竜からロトの称号を賜る。これでドラクエ1~3に連なる勇者ロトの祖先だということが確定しました。そしてドラクエ3の冒頭に繋がっていきます。
ストーリー:イシの村復興と結婚
過ぎ去りし時を求めて後の世界では、イシの村はデルカダール兵によって焼き払われた状態のままになってました。いや、兵士たち直せよ。
仕方ないので復興要員を集めることに。情報屋に商人、護衛、マスコットキャラ(?)を呼び寄せ復興完了! 元通りの村に戻りました。
結婚式のシーンは無かったけど、翌日2人で神の岩に登り、そこで結婚式の時のことを語る。
エマは子供の時から勇者が好きで、成人の儀式で告白しようとしてたんだね。
時系列的にはニズゼルファ倒す前の話だけど、もうこれがエンディングでいいよって感じでした。
キャラクター
マルティナ
幼少時、ユグノア王国の滅亡に巻き込まれ、赤ん坊の勇者を助けようとするも追手により手を放してしまったことを後悔している。
そして父王が信用できずロウと共に原因究明の旅をしていた。王女なのに過酷な人生です。
でもその割においろけ攻撃が多いなーw
ホメロス
グレイグと共に幼少の頃からデルカダール王に仕えてきた。しかしグレイグばかり強く人気になっていくのに嫉妬し、その嫉妬心をウルノーガに利用された。
でも実はグレイグもホメロスのようになりたいと努力していたことを知る。世界異変後ではわかり合えなかったけど、過ぎ去りし時を求めて後に亡霊として現れた際にようやくわかり合えました。
この亡霊は世界異変後から来てるんだよね。他のキャラもそうだけど、前の世界線の記憶をおぼろげながら持ってるっぽい。それなら世界異変後の努力も無駄じゃなかったかな。
まとめ
いくつか見逃したイベントがあるので、その辺だけプレイしとこう。