ネット眺めてたら町田市立国際版画美術館で浮世絵の展示会やってるのを知り、しかも今日までだったので行ってきました。ウチからだと結構遠かったけど。
葛飾北斎と歌川広重。それぞれ富嶽三十六景と東海道五十三次が有名ですが、実物を通しで見たことはなかったんだよね。両方一度に見れる機会があって良かったです。まぁ前期・後期で展示物が違ってて、全部は見れなかったんだけど。
シンプルな絵なのに空間を感じられるし、人々が何をしているのかよくわかる。あとよく言われるように大胆な構図で描かれてて素晴らしいね。
自分の知っている場所が、絵の中では海や原っぱになってて面白い。逆に上野の不忍池や亀戸天神の太鼓橋みたいに現存(当時のとは別なんだろうけど)してるのを見ると、地続きの時代なんだなぁと思ったり。
版木が展示してあって思い出したんだけど、浮世絵って版画なんだよね。一色ずつ版木を用意してズレないように摺り上げてく技術とか途方も無いな。
図録を買ってきたので後でゆっくり眺めてみます。