涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版を読み終わりました。前後編とショートストーリー合わせて600ページくらいあった。
前回の分裂で世界が2つに分かれてたのは、異世界とかじゃなくてハルヒの無意識なのか。βがキョンや長門が危機に陥る実際?の世界で、αがそれを回避するためにハルヒが作った世界ね。
片方で起きた事件がもう片方の世界にも影響与えてたけど、この辺読み返さないとちゃんとした関連性がわからんな。
祝・朝倉復活。是非このままカナダから帰ってきて同じクラスになって欲しいところ。しかし相変わらずキョンを殺すことにためらいは無いのかw
新キャラのヤスミ、今回だけで居なくなるのは惜しいね。ハルヒの分身だから仕方ないけど、あのままSOS団に残っても違和感なかったな。朝比奈(小)との師弟コンビは微笑ましかった。
しかし佐々木団はだいぶヘッポコな感じだったな。まあハルヒの予防線のお陰ってのもあるんだけど、橘京子は無知で可哀想な子だし、九曜はキョンと谷口間違えたりコミュニケーション不全だったり。藤原は朝比奈(姉)を守るという私情たっぷりだったけど、実は誰かに利用されてた? 佐々木はずっとレギュラーでいて欲しいところだけど、理屈っぽいキャラが増え過ぎか。
佐々木といえばRainy Dayの雨やどりが良かったねw
ずっと空気だった古泉が実は機関のリーダー(らしい?)で、未来からも上級要注意人物扱いされてたりと、急に存在感を増して来たね。ただの赤玉になる変態じゃなかったんだ。
あと国木田が鶴屋さんに憧れて北高に入学したというのは地味に衝撃的だな。今後の絡みも増えそうだ。
不満なところも幾つかあって、朝倉さんが1シーンしか出なかったこと(正確には他でもちらっと出てるけど)、佐々木が最後の最後で締め出されたこと、あと世界の運命はキョンにかかってるみたいになってたのに結局ハルヒが解決しちゃったとか。
ともかく内容盛りだくさんで楽しかったです。もう1度読んでみるかな。